

会社経営の根幹は、会社と社員との信頼関係にあるはずです。相互の信頼関係がしっかりと構築されて社員が会社方針等を理解し各人の役割・責任・職務内容を把握し、自分で考え行動し結果を出せるような組織であれば、人事制度や就業規則は必要ないのかもしれません。しかし、現実は、会社と社員のトラブルが増加しています。問題の原因が会社なのか社員なのかは分かりませんが、少なくとも会社側は、常日頃からトラブルが発生しないように雇用環境の整備に努め、発生した場合にはその対処法を用意しておくことが最低限必要だと思います。
とくに就業規則がしっかり整備されていればトラブルを未然に防ぐことも可能で、万一トラブルが発生しても相当程度対処することができます。また、就業規則の中で経営者の理念を謳ったり、内容が経営者の社員思いの程度を反映し、会社の進むべき方向性を社員に浸透させることで社員一人ひとりのベクトルが同じ方向を向くようになってくるでしょう。就業規則はリスク管理と会社業績の向上をもたらすものでなければなりません。会社発展のため、経営理念や経営戦略を考える上でも、就業規則を作成し、見直すことはとても大事なことなのです。

(1)不平・不満のない職場づくりのスタート
(2)既存の就業規則が形骸化していないか?
(3)自社の実態に合った就業規則の作成を
(4)就業規則は企業文化を形成する
(5)トラブルの少ない会社の就業規則の共通点
1. | 改定年月日が新しい |
2. | 経営方針や企業理念が盛り込まれている(別に明示されていれば良いが) |
3. | 「法令遵守・リスク管理」と「社員の労働条件改善・ヤル気向上」の二つの視点が程よくバランスがとれていることが、トラブルを防ぐ会社の就業規則の共通点であると考えられます。 |
北陸就業規則作成変更相談室では、皆様の就業規則に関する疑問やご不満にお答え致します。
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